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2週間ほど前に、俳句でご一緒していた方が急に亡くなられました。 
お名前は嘉納さんとおっしゃって、講道館の嘉納治五郎さんの姪御さんにあたります。 俳句の会にお入りになって2年ほど・・・とても楽しんでいらっしゃいました。 嘉納さんは79歳、140センチもないくらいの小柄、そして耳が遠く、心臓も悪く、杖をつきながら少しずつ歩くと言った具合ですが、とてもおしゃれでにこやかな明るい方でした。

先月の19日の句会は湯島にある岩崎邸で、その時にはお出かけくださり、とても楽しそうになさっていらっしゃいました。 その岩崎邸ではご自身が小さい時に住んでいらしたお家にもマントルピースがあったとおっしゃるくらい立派なご家庭だったようです。

ご親戚もお医者様が多く、お父様もレントゲンの開発などに関与なさっていらしたらしいのですが、ご結婚後、わりと早くにご主人を亡くされ、その後もお子さんでたいへんご苦労なさり(現在まで)、ご自身のお体の具合も良くなかったようですが、今回告別式に伺って、側でお世話をしている女性から彼女の日常の生活のあり方を聞いて、ただただ感心するばかりでした。 

そのような動くのもやっとでありながら、いつもにこやかにご自身が着るためのレース編みや縫い物をしたり、俳句や歌、観劇など楽しんだりと、生活を随分と楽しんでいらしたようなのです。

特に俳句関係の私たちグループのお話が良く出ていたようでそのお話を伺うことができ、告別式に参加した他の俳句の方たちと共にいろいろとお聞きしたのですが、嘉納さんのその日常生活の過ごしかたから色々と学ばせていただいたようで、ちょっと考えさせられました。

お話の中に6月に行った鶴見の総持寺で、お寺の中を車椅子で押して廻っていたのですが、階段部分になった時に、私が「おんぶします。」と言った言葉にとても喜んでくださり何度もその事をいってらしたとお聞きし、ちょっとうれしくもありました。

どのような環境におかれても、人生をにこやかに受け止める気持ちの美しかった暁子さんにふさわしい秋晴れのとても爽やかな告別式でした。




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